2011/03/03

犬P

気になる事 物・・・。

雑誌 pen。

衣食住 アート 音楽 写真 車 キリスト etsまで

特集する愛読紙。

そのリサーチ力 構成はスバラシイ。

毎号楽しみにしているが 今回はすごく気になるテーマ。

「日本の男にとってお洒落とはなにか考え直してみた」

テーマからして興味を引くがよく思いつくものだ。

いつも最小限の言葉でインパクトのあるフレーズ。

写真のセレクト 構図も勉強になる。


歌い出しがこれまた

「日本人の それも大人の男にとって お洒落って何なのだろうか。

これ見よがしなラグジュアリーでもなければ

若い男の子たちのように最新のトレンドの虜になることでもない。

それは 自分が何を愛しているか・・・

そのさりげないプレゼンテーションだ。」

ときた。

そこでUAクリエイティブディレクターの栗野宏文さんと対談。


そのなかで自分の洋服選びについて オモシロイ話が。

僕が洋服を着るときの有効なツールは"妄想"と"色"。

この "妄想"の話が面白い。

たとえば「ボストンで勉強しミラノで働いているイギリス人」に

なったつもりでネイビーブレザーを着たり「パリで料理家修行中の

アフリカのドラ息子」の気分でプリントシャツを着る・・・みたいに。

実にユカイきわまりない。

考えてみると 撮影の仕事などでモデルに着せる衣装や作品の世界感

ヘアースタイルを考える時 そのようなストーリーを自分なりに作っている。

自分の服選びもそうすれば もっと楽しく自分らしい着こなしが・・・。

栗野さんの別の対談で 「服を着るときどうしてもこれはこうでなければ

いけないぞ というのはないの?」という質問に

即答 「ないですねぇ。」

ロッド・スチュアートはロッド・スチュアートなりの着かた

ミック・ジャガーはミック・ジャガーなりの着かた

リンゴ・スターはリンゴ・スターなりの着かた

だからカッコウいいんです。

と言ってた。ようするに自分らしさをみつけた人の着こなしが

カッコウいいということなのね・・・。

では 早々にこの妄想ストーリー 試そう。

明日はまだまだ寒そうなので とりあえず

「ベルギーの大学に行っているオランダ人が イギリスにいるの祖父

の米寿の祝いで親戚一同の集まりに呼ばれた」ルックにしよう。


こんな感じ・・・・。